10年ビジョン

  • 400㎡の羊畜舎と基本的な機械(トラクター、除雪機、2tトラックなど)が揃っている。
  • 木滑の8haの耕作放棄地が全て羊放牧地として再生され美しい里山景観が広がっている。
  • さらに牧草生産地として、白山麓地域内の2haの耕作放棄地が活用されている。晩秋~冬用の牧草も自社生産で賄えるようになっている。
  • 母羊が75頭まで増え、そこから産まれるラム肉を毎年100頭出荷。1,500万円の羊肉売上(事業の軸)が得られている。10%(150万円)以上の営業利益が得られている。
  • 動物福祉(アニマルウェルフェア)に則った高い生産技術により、高品質な羊肉を生産している。
  • 特に人・羊双方の防疫管理体制が徹底されている。
  • 羊肉、羊毛、羊骨の販売にも力を入れ、羊をすべて無駄なく活用している。
  • 個人のお客様(羊オーナー制度のお客様)、県内外の飲食店のお客様、山立会食堂でお食事のお客様に羊肉を提供している。
  • 観光や研修を受け入れられるよう、駐車場、放牧地、牧草生産地、案内看板、ベンチ・東屋(休憩スペース)、キャンプ広場、簡易トイレ、子供用の簡易遊具が牧場周辺に整備されている。また、見晴らしがよいように雑木や雑草が除去され美しく衛生的に管理されている。
  • 山立会食堂とも連携し、ひつじに触れ合った後に食事ができる場所やお土産も充実している。
  • 年間を通して、毛刈り体験、羊写真コンテスト、羊BBQ、作業ボランティアなどのイベントが開催され、観光客、学校、企業が、それぞれ観光、教育、研修の場として十分に利用している。
  • やまだち牧場のファンクラブ「やまだちクラブ」の会員が100名を超え、気軽に里山に触れ合える場所として定着し、農作業のお手伝い、交流など様々な会員主体の活動が展開されている。
  • 白山の存在価値を伝える場としての役割も担うようになっている。
  • ビジネスや教育・研究面で多業種・異業種との交流が盛んに行われている。
  • 石川県立大学との羊の生産技術に関する共同研究、北陸ヒツジ生産協力会(山立会・県立大・日本海倶楽部・たかすオハナ牧場(福井県))と連携した羊飼育技術の向上、金沢工業大学と連携した羊による白山麓地域の活性化、石川モンゴル親善協会との国際交流、白山麓内外の企業と連携した羊関連商品・サービスの開発、小・中・高校の教育旅行受入れ(食育・SDGs教育)などが活発化している。
  • 羊担当の正社員2名とパート社員2名で牧場を運営している。
  • 農福連携。障害者、高齢者も参加している。
  • 各社員が強みを伸ばして楽しく活躍し、生産から経営まで担えるように成長している。
  • 全国の羊・畜産関係者と交流し、相互に高め合えるつながりを拡げている。
  • やまだち牧場があることにより、白山麓を訪れる企業や観光客が増え、にぎわいが創出されている。
  • 地域内の旅館・飲食店での羊肉提供、宿泊客の受入れなどで経済効果が地域内にも波及している。
  • 「人が集まる→より明るい地域になる→新たな価値が創出される」が繰り返す好循環が生まれている。
  • やまだち牧場が、白山麓にたくさんの人が集まり、つながる拠点となり、地域の方からも信頼される存在となっている。