経営理念

美しく活力ある、さとやまを育てる。

山立会は、山で育てる、山を活かす、山を守る というキーワードを通じて、多様な機能を有する「融合型畜産(Fusion Farming)」を目指し、サスティナブルな地域づくりを行っています。

澄んだ空気、豊かな土壌など、ありのままの自然環境を生かし、ひつじたちを育てています。
餌には、栄養価の高い県産のお米を調合した独自の飼料を与え、また広大な放牧地で駆け回り、野草を食べることで、健康で良質な肉質の羊を育てることができます。

近年この地は高齢化も進み耕作放棄地が目立つようになり地域の課題となっています。
山立会は、これらの土地を引き継ぎ、羊の放牧により課題を解決し、新たな活用を始めています。羊の放牧により雑草の低減と、里山の景観維持や環境維持に貢献しています。

さとやまを守るために、私たちはいろいろな取り組みを行っています。
子どもたちに自然教育の場として、餌やり体験を開催。生き物に触れることで感性を高めるとともに、長期的に自然やさとやまを守る意識を醸成してもらう取り組みです。
山立会食堂は、食の可能性を広げるだけでなく、交流拠点として、さとやまの保全活動や、新しいビジネスモデルの創出に取り組んでいます。大学や企業とワークショプを開催し、新しい知見を積極的に取り入れています。