羊肉について

羊肉の生産状況(2023年度)

今年度は、仔羊22頭のうち、10頭を24年1月頃に出荷予定です。
(残り12頭は育成用に育てます)

ひつじ商品

・羊肉 (在庫なし)
・羊骨(出汁用)1,080円/㎏ (在庫なし)
・白山サフォークカレー(レトルト) 930円
・羊ソーセージ (在庫なし)
・ムートン 20,000円~ (在庫なし)
・羊毛(原毛) (在庫なし)
・ひつじTシャツ 3,000円

やまだち牧場は、石川県白山市の山間部、霊峰白山のふもとに位置する白山麓の木滑集落にあります。
冬は1ⅿ以上の雪が積もる積雪地帯です。

春から秋は、耕作放棄地となっていた場所を開拓した放牧地で、羊たちは自由に野草を採食して育ちます。動物福祉(アニマルウェルフェア)に配慮した飼育を目指しています。
放牧地は、現在約2haで、最終的には8haへ拡大を目指しています。
豪雪地帯であるため、12月~5月は畜舎内で飼育しています。

地元産の飼料:野草のほかに、補助飼料として石川県産の飼料米や稲発酵粗飼料(WCS)を与えています。
牧草生産:草の刈れる晩秋から冬場の飼料として、現在は主に輸入牧草を使っていますが、耕作放棄地での自社産の牧草生産にも取り組みはじめています。

白山麓での羊放牧がはじまった2014年以来、石川県立大学動物栄養学研究室の学生さんが毎年、羊の研究に取り組んでいます。嗜好性の高い野草の調査、野草で育てた場合の成長具合、必要な放牧地面積など、白山麓の野草地で羊を肥育するための基礎的情報が蓄積され、やまだち牧場での飼育にも活かされています。

英国サフォーク州原産の肉用種であるサフォーク種です。
3月に産まれ、白山での放牧地で9カ月ほど成長したのち、体重50~60㎏でラム肉として出荷します。
放牧飼育により健康的な赤身肉に仕上がります。

3月出産。5カ月の妊娠期間を経て、1~2頭の仔羊を産みます。
5月放牧開始。親羊の毛刈りをしてから親仔ともに放牧開始。
6月離乳。仔羊を親から離し、野草や県産のお米を食べて大きく育ちます。
10月交配。母羊の放牧地にオス羊を入れて種付けをします。
12月放牧終了。豪雪が降り積もる前に畜舎の中に移します。
1月
出荷。仔羊は1~2カ月間、畜舎内で仕上げの肥育をしたのち、ラム肉として出荷されます。